5/20(日)に『久留米市 ユー・エス・イーカップ 国際女子テニス2018』
シングルス・ダブルスの決勝戦が行われました。
昨日から選手達も苦戦するほどの強風が吹いていましたが、
雲一つ無いの青空の下、開催することができました。
シングルス決勝戦は、清水 綾乃選手(日本) 対
マイヤーズ アビー選手(オーストラリア)の試合が行われました。
清水選手がリーチとなると、マイヤーズ選手も負けじと追い上げを見せ、
一進一退の攻防が続きました。
結果は1セット目を6-3で先取した清水選手が、
勢いに乗ったまま2セット目も7-5で勝ち取り、優勝となりました。
清水 綾乃選手は1998年生まれの20歳で、
去年プロに転向したばかりの選手です。
「60,000ドル大会で初優勝を飾ることができました。
観客の皆さんの応援がとても力になりました。」と語っていました。
ダブルスの決勝は、ブロディ ナオミ選手(イギリス)/ムハマド エイシア選手(アメリカ)対
ダン ケティ選手(イギリス)/テレアピサ アビジャール選手(パプアニューギニア)の試合でした。
二組の身長差はかなりありましたが、
左右に揺さ振るラリーや、目で追うのが難しいほど鋭いサーブなど
白熱した戦いを見せてくれました。
結果は1セット目6-2、2セット目6-4でブロディ選手/ムハマド選手の優勝となりました。
インタビューではお互いにパートナーを褒め称え、たくさんの子どもたちが
テニスを楽しんでくれていることに喜びを表現していました。
さらに、ムハマド選手は「またこの大会に帰ってくる」と力強いコメントを残し、
ブロディ選手は、毎日応援に訪れていた日本人の男の子に
「私に運を運んでくれた」と感謝の言葉を述べていました。
表彰式では盾や賞金、副賞として
ベストアメニティの穀物の力パウダーとシェーカーなどが贈られました。
プロ選手の試合が、間近で観戦できる機会はめったにないので、
来年は皆さんもぜひ、試合を見に来てください。